今日の給食

2月23日(木)の給食

2017年2月23日 15時23分


《菜めし・牛乳・はたはたの唐揚げ・たくあんのピリ辛炒め、きりたんぽ汁》

今日は日本味めぐり第8弾「秋田県」の献立です!

秋田県は東北地方に位置し、冬がとても長くしんしんと雪が降り積もり、冬を乗り切るための保存食が先人の知恵として長く受け継がれています。

「きりたんぽ」はきこりや猟師たちが狩りに出かけるとき、保存がきくようにごはんをつぶし、棒にさして焼き、山でとれた食材と一緒に煮込んで食べたのが始まりです。
その米の形が「たんぼ」と言われるやりの形に似ていたことから、「きりたんぽ」と言われるようになりました。

「ハタハタ」は秋田県の県の魚に指定されていて「ハタハタがないと正月が迎えられない」というほど、秋田県民の生活にはなくてはならない魚です。

・・・という話を小学2年生にしたところ、「どうしてお正月なのに鯛じゃないの?」と聞かれました。
秋田の人ももちろん鯛を食べますが、ハタハタはお正月前に大群で押しよせ、漁獲のピークを迎えます。その約1ヶ月のハタハタ漁で、1年間生活ができるほど稼げる時もあれば、一時期は捕れすぎて値段がつかなくなることもあったほどだそうです。
それだけ、お正月の時期が近づくと、ハタハタ一色になる、ということなんですね。

丸ごと食べられる、栄養満点のお魚です(^^)
たくさん食べてくれると嬉しいです!

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