寛文3(1663)年に北下で生まれ、農具や桑の品種改良等に努めた。正徳2(1712)年に著した『蚕養育手鑑』は、県内初の養蚕手引書といわれる。
群馬県指定史跡(指定年月日:昭和27.11.11)
ぐんま絹遺産(登録年月日:平成23.7.14)
所在地:吉岡町大字北下字山下329-1
群馬県指定史跡(指定年月日:平成7.3.24)
所在地:吉岡町大字大久保字三津屋2037-1
築造時期:7世紀中葉
八角形墳は7世紀中頃以後、主に天皇陵に採用された形式といわれ、全国でも10例程しか知られていない。本古墳は7世紀後半と考えられる。本来の姿に復元整備され、一般公開されている。
石室公開時間:午前8:30~午後5:00
群馬県指定史跡(指定年月日:令和5.9.8)
所在地:吉岡町大字南下1315-1,1315-2,1315-3,1318,1319,1320-2,1322-1,1323-3,1324-2,1326-2
南下古墳群は南下古墳公園内にある6世紀後半から7世紀末までに築かれたAからF号墳までの6基の古墳の総称です。6基の内AからE号墳までの5基の古墳は現在でも石室が残っており、中でもA号墳とE号墳の石室内には石材加工の際に引かれた赤色作業線(朱線)や石室内に塗られた漆喰の跡が残っています。朱線や漆喰の存在は、前橋市総社町の宝塔山古墳にも見られますが、その他には全国的に見ても奈良県明日香村の高松塚古墳など数基しかありません。宝塔山古墳とA号墳・E号墳の築造には同一技術者集団が関わった可能性があります。南下古墳群には古墳の築造研究に関する貴重な情報が数多く残されており、学術的に高い価値があると位置づけられています。
鎌倉時代初期に桃井八郎が居住したとされる桃井館の居間と客間の欄間である。精緻な透かし彫りの牡丹、葡萄と栗鼠の文様が配されている。
※個人宅のため中には入れません。
吉岡町指定重要文化財(種別:建造物)
員数:1具 【指定年月日:昭和57.12.21】
所在地:吉岡町大字上野田字田中435-2
大久保地区の鎮守として天平勝宝2(750)年の勧請と伝えられる。御神体の十一面観音像は、中世末期の一本彫り立像である。獅子舞や太々神楽が、春季祭礼で奉納される。
吉岡町指定重要文化財(種別:建造物)
員数:1棟(指定に御神体を含む)
【指定年月日:昭和63.2.22】
所在地:群馬県吉岡町大字大久保字宮1-1
滝沢古墳は下野田の滝沢川右岸にあったが、
関越自動車道の建設により路線内に入るため、昭和58年に発掘調査を実施し、昭和59年に吉岡町役場の敷地内(コミュニティーセンター南側)に移転復元した。築造年代は7世紀中頃、墳丘規模は径約12m、高さ約2mの円墳である。石室は自然石乱石積で側壁の下半部には浮石質角閃石安山岩、上半部には硬質安山岩を配する。羨道と玄室の境には截石の玄門がある。
吉岡町指定重要文化財(種別:建造物)
員数:1棟 (指定年月日:平成5.9.1)
所在地:吉岡町大字下野田560番地
(役場敷地内コミュニティーセンター南)
森田家は、伊香保街道の野田宿本陣として、重要な役割を担っており、代々、地域の経済・産業・教育の振興に努めた名家である。森田家住宅のうち、主屋・書院・長屋門が町指定重要文化財となっている。
※個人宅のため、通常中には入れません。
吉岡町指定重要文化財(種別:建造物)
員数:3棟 【指定年月日:令和元.5.30】
所在地:吉岡町大字上野田字町裏677
修験の寺として知られた法雲山華蔵寺の山門左脇の池中に祀られている。「宝永5年」(1708)と刻書され、鬼面をもつ石祠の傑作である。
吉岡町指定重要文化財(種別:石造文化財)
員数:1基 【指定年月日:平成13.10.22】
所在地:吉岡町大字下野田字森下990
本殿の西北裏に祀られている。棟の鬼面は向かって右が18cmで、県下では屈指の大きさである。銘は「寛永十弐」(1635)年とあり、能面のような顔立ちである。
吉岡町指定重要文化財(種別:石造文化財)
員数:1基 【指定年月日:平成13.10.22】
所在地:吉岡町大字南下字下八幡847-3
石祠向かって左側
石祠向かって右側
華蔵寺第八世亮衍(1738~1806年)が創設した書庫で、「聖教類(仏教関係書)」を含む、貴重な典籍や古文書など多くの資料を収蔵している。
※非公開となっています。
吉岡町指定重要文化財(種別:書跡)
員数:一括 【指定年月日:平成12.11.22】
所在地:吉岡町大字下野田字森下990
佐渡奉行が往来したので、その名がある。伊香保街道との分岐点に建立された。「右ゑちご 志ぶ川」「左いかほ ミづさハ」としるされ、「寛政十二年」(1800)の年号が刻まれている。
吉岡町指定重要文化財(種別:歴史資料)
員数:1 【指定年月日:昭和57.12.21】
所在地:吉岡町大字大久保字駒寄2338
この一里塚は起点の高崎から数えて四里である。榎の樹下には、江戸時代後期に建立された庚申塔が二基ある。
吉岡町指定史跡(種別:その他の史跡)
【指定年月日:昭和57.12.21】
所在地:吉岡町大字上野田字屋敷裏365
金剛寺跡の畑中にあったが、現在不動堂境内に移されている。「浄眼大禪定門應永十三年」(1406)と刻まれている。桃井直常の供養塔と伝えられている。
吉岡町指定史跡(種別:その他の史跡)
【指定年月日:平成5.9.1】
所在地:吉岡町大字南下字大藪187
亮衍は、元文3(1738)年に華蔵寺で生まれた。稀代の蔵書家として知られ、実弟光旒(角田無幻)と京都・聖護院に出仕した。
吉岡町指定史跡(種別:墓所)
【指定年月日:平成12.11.22】
所在地:吉岡町大字下野田谷地1055-1
船尾山(吾妻山)西北端にあり、落差約72mの名瀑である。干ばつ時には、龍神に雨乞いをしたと伝えられる。
※現在、滝のそばまで行くことはできません。
船尾滝動画
吉岡町指定名勝(種別:瀑布・渓流)
【指定年月日:昭和63.3.23】
所在地:吉岡町大字上野田字上ノ原2842-1
大永3(1523)年桃井直常が守刀とともに、八幡神社に奉納したのが始まりといわれる。稲荷流佐々良獅子舞で一人立ち三頭連れの舞である。
大藪獅子舞・下八幡宮獅子舞 動画
溝祭獅子舞・大藪獅子舞・下八幡宮獅子舞 動画
吉岡町指定重要無形文化財(種別:芸能)
【指定年月日:平成15.5.22】
所在地:吉岡町大字南下字大藪180
下八幡の獅子舞の起源は、慶長年間(1600年頃)よりも古いと考えられている。流派は関白竜天流である。
大藪獅子舞・下八幡宮獅子舞 動画
溝祭獅子舞・大藪獅子舞・下八幡宮獅子舞 動画
吉岡町指定重要無形文化財(種別:芸能)
【指定年月日:平成15.5.22】
所在地:吉岡町大字南下字下八幡848
天正年間からあったと伝えられる獅子舞で、頭が毛獅子で作られているのが特色である。稲荷流佐々良獅子舞で氏神三宮神社の祭典に奉納されてきた。
溝祭獅子舞・大藪獅子舞・下八幡宮獅子舞 動画
吉岡町指定重要無形文化財(種別:芸能)
【指定年月日:平成15.5.22】
三宮神社の春季祭礼で奉納されている。
昭和22(1947)年に復活された、吉岡町唯一の神楽である。演目は国の成り立ちや農耕と関わるものである。
吉岡町指定重要無形文化財(種別:芸能)
【指定年月日:平成23.11.29】
ぐんま絹遺産(登録年月日:平成24.2.6)
所在地:吉岡町大字北下字北発知岡1071-2
ぐんま絹遺産(登録年月日:平成24.2.6)
所在地:吉岡町大字陣馬字中御所137-1
源兵衛山古墳は墳丘やその周辺が削平されているため、正確な形状は不明である。石室は現存しており、自然石の乱石積で、玄室の大きさは奥幅約2m、奥行約2.4m、高さ約1.9mである。天井石は1枚で、羨道と玄室の境に截石の玄門がある。石室の形状から、築造は七世紀後半頃と推定される。
古墳を見学する際は、古墳西側の駐車スペースをご利用ください。
私有地・民家への立ち入りはご遠慮ください。
吉岡町文化財センター
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